学校薬剤師活動メモ
ネオクロール・ニュー・S 追加投入
広島市ではプールの消毒には次亜塩素酸ナトリウム液を連続注入で使っている学校が多い。
ネオクロール・ニュー・Sの比重は実測してみたところほぼ1であり、200mL(カップ1杯)で200gである。
水量450m3のプールの場合、上記の表を倉庫内に貼っておけば、誰が管理をしてもほぼ同じ結果を得ることができる。
ラジオNIKKEI 「学薬アワー」出演
広島県ではプールろ過装置はミウラ化学のA-1フィルター
広島県の学校プールではろ過装置として例外なく(たぶん)ミウラ化学装置株式会社のA-1フィルターが使われている。珪藻土を使ったフィルターである。
プールから帰ってきた水はヘアーキャッチャーで大きいゴミを取った後、ポンプで五方コックに送られ、1あるいは2の方向でろ過エレメント(後ろにある黒い層になったもの)に入る。これは、逆洗して反対から使うことができる 。五方コックに戻ってきたきれいな水はプールに送られる。
上の透明チューブは次亜塩素酸ナトリウム液注入用である。 右の大きいタンクに次亜塩素酸ナトリウム液が入っており、黄色い小さいポンプでろ過水に加えられる。 塩素剤は違う種類が混ざると、ガスが発生したり、爆発・発火の可能性があるので、同じ場所に、他の種類は保存しないことが重要である。
パワーポイントのちょっと使えるテクニック 2006.12.22 1.スライドショーを直接起動する。 デスクトップにおいたPPTファイルあるいは、PPTファイルへのリンクを右クリックしてスライドショーを選択する。こうすると、編集画面からF5を押すことなく直接スライドショーで起動する。 2.スライドショーを黒画面にする。 スライドショーを開始後、Bキーを押すと画面が真っ暗になる。こうしておいて講演開始時に何らかのキーあるいはマウスを操作することにより、スライドショーを開始することができる。BキーはBlackのBであり、Wキーを押すと画面は真っ白(White)になる。復帰はどのキーでも可。 3.任意のスライドにジャンプ。 スライドショー中に数字を入力し、エンターキーを押すことで任意のスライドにジャンプすることができる。例えばどのスライドを表示しているときでも1を押してエンターでトップのスライドに戻る。スライド番号→エンターで任意のスライドを表示。 4.編集中のスライドからスライドショーへ。 F5キーは1枚目のスライドからスライドショーを始めるキーだが、Shift+F5で編集中のスライドからスライドショーを開始する。マウスで左下の小さいアイコンを左クリックする必要はない。
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循環ろ過装置の処理水質(濁度) 2005.7.30 私の担当校の一つはハイクロネーター N-10型を使っています。
学校によっては液体塩素注入器でもこのような構造で採水栓を付けている場合もあるようです。その場合、プール水ではありませんが、次亜塩素酸ソーダ薬液そのものを混合して採水することになります。かならず注入器を停止して採水に取りかからねばならないですね。
私が小学校の授業で使ったスライドです ここをクリック 2時限いっぱいの授業です。表示できない場合フラッシュというプラグインをインストールしてください。パワーポイントのファイルをJetsoft P2S Converterというソフトでフラッシュにするのに結構制約があります。文字のアニメーションなどが変になっています。画面いっぱいに入れた画像があると、うまく変換してくれないので、画像を縮めたりしています。 ダニまたはダニアレルゲンの検査 平成16年2月10日に「学校環境衛生の基準」が改訂された。「教室等の空気」の検査の一部も変更され、「ダニまたはダニアレルゲン」の検査が加えられた。検査時期は夏期に行うのが望ましいとなっている。 検査方法は、「保健室の寝具、カーペット敷の教室等、ダニの発生しやすい場所において、1u を電気掃除機で1分間吸引し、ダニを捕集する。捕集したダニ数は顕微鏡で計数するか、アレルゲンを抽出し、酵素免疫測定法にてアレルゲン量を測定する。なお、これらと相関の高い方法によって行うこともできる。」となっている。判定基準は「ダニ数は100 匹/u 以下、又はこれと同等のアレルゲン量以下であること。」 今回、ニューロンサニター社の「ダストサンプリングセット」、ダニ簡易検査キット「マイティチェッカー」を使ってみた。これはダニ由来のたんぱく質の免疫学的検出法(モノクローナル抗体を用いた酵素免疫法)を用いる測定用キットである。
ダストサンプリングセットは掃除機のホースに取り付けて、中に納めた灰色のフィルターにゴミを採取する機材で、標準価格が3 ,150円。マイティチェッカーは、フィルター、抽出液(錠剤を溶解して使用期限6ヶ月)、容器、チャック付きビニール袋、チェッカースティックのセットで10回分、12,600円。(標準価格はもっと高い)インターネットで購入可能である。検査は簡単である。掃除機は5〜600Wの普通のものでよいが、最近の高機能の掃除機は、ホース連結部分にいろいろな配線があり、使えない。単純な丸い連結部分を持つものを使用する。 1u を1分間吸引し採取したゴミをフィルターと共にチャック付きビニール袋に入れ、その上から、抽出液を容器のふた1杯加えて揉む。このとき、フィルターを丸い形のままにしておくと揉みにくいし、液がフィルターに吸い込まれてしまって、後でチェッカースティックを抽出液に浸漬することも出来ないので、袋の中で、くちゃくちゃに折りたたむようにすると良い。1分間揉んだ後、抽出液を絞り出すようにしておいて、スティックの抽出液浸漬部をDIPラインまでいれ、3秒間ゆすらないで漬けておく。
ニューロン・サニター株式会社 電話:0258-22-1177 http://www.newron.co.jp/gyoumu/maity/maity2.htm その他のダニ・ダニアレルゲン簡易検査としてはアカレックステストがある。 電話:03-5976-2020 http://www.horae.dti.ne.jp/~coopy/goods/acarex.html
プール水の採水 15年の改訂でろ過器出口の濁度を測定することになった。 動画の表示(映写)が外部ディスプレイで黒画面になる件 学校薬剤師として禁煙や薬物乱用防止の授業を行うことがある。私はその場合、コンピュータで動画を使う。私のノートパソコン(sony PCG-V505S/PB)では動画を表示
する
場合、内部液晶と外部ディスプレイ(液晶プロジェクター)を同時使用
していると、外部の動画部分だけが真っ黒になって表示できない。 *現在のVAIO VGN-S92PS では動画の場合、本体液晶に表示されず、外部ディスプレイには表示されるので、そのまま使用している。
教室の照度検査 H16年の学校環境衛生の基準の改定で、照度基準は、日本工業規格
照度基準(J I S Z 9 1 1 0 : 1 9 7 9 )の付表3- 1及び3- 2に示されている
下限値以上であること。ただし、教室及びそれに準ずる場所の照度の
下限値は3 0 0ルクスとする。さらに、教室及び黒板の照度は50 0ルクス
以上であることが望ましい。とされた。望ましいということは、学校薬剤師
としてはその基準を満たすように増灯をお願いすると言うことになるだろう。 プールの残留塩素濃度
古い設備の場合、ポンプ室から近い部分は残留塩素濃度が高く、遠く離れた部分ではかなり低い場合がある。配管やポンプ能力の問題であるが、調節で解決できる場合がある。浄化された水が、プールに入る口(菊の花の形というか、ミカンの輪切りの形というか)はマイナスドライバーあれば、調節できる。ポンプに近い側の出口を絞るのである。ドライバーで真ん中のネジをゆるめ表側の板を少し廻して、出口の面積を少なくすると、遠いところまで、浄化されて塩素が注入された水が届くことになる。
教室の二酸化炭素濃度測定
2つの教室にお願いし、3校時目と4校時目で測定している。一つは休憩中の窓開けを完全実施してもらい、一つは窓あけを強調しない。1校時につき1教室を3回測定する。測定と移動に約5分かかるのでそれを計算して測定時間を設定する。
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